大阪から湖北にきて思ったのは、夜が暗くて星が良く見えること。
学生時代、北海道に住んでた時も、郊外でしたのでよく星が見えました。冬は
ほとんど見えませんが…
今日は、久しぶりに雲もほとんどないすっきりした星空だったので、カメラの
手入れがてら天体写真を。
オリオン座にある、M42・オリオン大星雲です。
目が良い方なら、オリオン座の三つ並んだ星の下の方に輪郭がぼやっとした星
のように見えます。
このオリオン大星雲、その形から「飛ぶ鳥のよう」とも言われます。双眼鏡で
もその形を観察できるくらいの明るい大きな天体です。
デジタルカメラになってから、フィルムと違って飛躍的に高感度になり、また
その場で写真の確認と撮影条件の変更ができるので、昔に比べると天体写真も随
分としやすくなりました。私のように天体写真は門外漢でも、それなりに写すこ
とができるようになりました。
しかしながら、望遠レンズで撮影すると、しっかりした三脚に立てて、たった
数秒間のシャッターでも、星がぶれてしまいます。
星が動いている=地球が自転している、ことがよくわかります。
綺麗に止めて撮るには、地球の自転運動に合わせて動く「赤道儀」という装置
が必要となります。
やはり、天体写真は難しいものです。
西 治