こんにちは。
院長の安井です。
3月のお彼岸では「ぼたもち」をお供えしたり、その味わいを楽しんだりする方も多いかと思います。
その「ぼたもち」とよく似た「おはぎ」という食べものがありますが、この2つの違いをご存じでしょうか。
実は、春に咲く牡丹の花に例えて、春は「ぼたもち(牡丹餅)」、秋は萩の花に例えて「おはぎ(お萩)」と呼ぶそうです。
他にも、昔は秋につぶあんを楽しむことができたので、「つぶあんをおはぎ」とすることもあったようです。
季節で名前が変わるのは、四季のある日本ならではの風情を感じますね。
昔は砂糖が高級品で、貴重な砂糖を使った「ぼたもち」や「おはぎ」をご先祖様へ感謝の気持ちを込めてお供えしていたといわれています。
「糖」は脳を活性化させるなど、人間にとって重要な栄養源ですが、実はむし歯菌にとっても同じこと。
砂糖たっぷりのぼたもちを堪能したあとは、しっかり歯を磨いてむし歯を予防しましょう。