2023年04月01日

こんにちは。

院長の安井です。

 

この季節になると、ミツバチがハチミツを求めて飛び回るようになります。

彼女たちの家族は『女王バチ』『働きバチ』『オスバチ』の3種類で構成されていて、ミツを集めるのは「働きバチの最後の仕事」なのです。

働きバチは生まれて直ぐに巣の清掃や幼虫の子守りをします。

しばらくすると、巣作りや門番を任されるようになり、最後は仲間のために花からミツを集めながら一生を終えます。

女王バチ以外の寿命は1か月ほどで、1匹のハチが集めるミツの量は小さじ1杯ほどが限界だといわれています。

私たちが食卓で目にするハチミツは、ミツバチたちの努力の結晶というわけですね。

私たち人間も、働きバチのように忙しい毎日を過ごしていますが、そんな毎日でも忘れてはいけないのが、お口のケアです。

忙しいからと言って、短い時間でガシガシと強い力で磨くのは逆効果。

歯を磨く際は、適切な力加減でやさしく磨くことが大切です。

当院ではブラッシング指導も行っていますので、ぜひお気軽にご相談ください。

2023年03月03日

 

 

こんにちは。院長の安井です。
3月の中旬ごろになると全国的に桜が咲きはじめ、
街なかに春の彩りを感じるようになりますね。

 

皆さまの中には、卒業式や入学式といった
新しい門出を迎える方もいらっしゃるかと思いますが、
鮮やかな桜のように、素敵な思い出となることを
祈っております。

 

さて、桜といえばピンク色のイメージがありますが、
品種によって淡いピンクから濃いピンクまで、
少し違いがあります。

 

私たちの歯ぐきも、健康なときには
「薄いピンク色」をしていますが、
なにか病気が潜んでいるときにはその色が変化します。

 

そこで今回は、
歯ぐきの「色」や「状態」からわかる、
病気のサインをご紹介いたします。

 

 

 

 

◆サイン1『歯ぐきからの出血』

 

歯みがきのたびに歯ぐきから出血する場合は、
歯周病の可能性がとても高いです。

 

歯周病とは、歯と歯ぐきの境目から
細菌が内側に入り込み、 悪さをする病気。

 

進行すると歯を支える骨を溶かし、
いずれ歯が抜け落ちてしまいます。

 

 

 

「最近、 歯みがきで出血するな…」と思ったら、
歯科医院にご相談いただくことをお勧めいたします。

 

 

 

 

 

◆サイン2『歯ぐきの腫れ』

 

歯ぐきが赤く腫れている場合も、
歯周病の可能性があります。

 

歯周病は
『サイレントディジーズ(静かなる病気)』
と呼ばれるほど、自覚症状が少ない病気です。

 

そんな歯周病の数少ないサインのひとつが、
先ほどの「出血」と、「歯ぐきの腫れ」です。

 

毎日の歯みがきなどで
こうしたサインをしっかり察知し、
悪化する前に治療を開始すること
とても大切です。

 

 

 

 

 

◆サイン3『歯ぐきから膿が出る』

 

歯ぐきから膿(うみ)が出ている場合は、
むし歯などをきっかけに、
他の病気を引き起こしている可能性があります。

 

むし歯を放置すると、
いずれ神経が壊死してしまいます。

 

すると、歯の根の先に膿が溜まって、
表面の歯ぐきに「ぷっくりとした腫れ」が生じます。

 

そして、たまった膿が行き場をなくすと
歯ぐきから溢れてきてしまうのです。

 

 

 

このような場合には歯ぐきの切開をして、
根っこの治療や、
溜まった膿を取り出す治療をしなくてはなりません。

 

放っておくと、膿の袋を大きくしながら
周りの骨を溶かしてしまう場合もあるので
早めの治療が肝心です。

 

 

 

歯ぐきはさまざまなサインを出して、
その「異常」を教えてくれています。

 

サインに気付いたら、
すぐ当院にご相談ください。

 

特に歯周病は、歯みがきの徹底
歯石の除去をすることで改善が見込めます。

 

ぜひ、私たちと一緒に
健康的なピンク色の歯ぐきを目指しましょう!

 

 

 

医療法人 安井歯科
〒529-0231 滋賀県長浜市高月町森本108番地
TEL:0749-85-3133
URL:http://www.yasui-shika.jp/
Googleマップ:https://g.page/yasuidental?gm

 

2023年03月01日

こんにちは。

院長の安井です。

 

3月のお彼岸では「ぼたもち」をお供えしたり、その味わいを楽しんだりする方も多いかと思います。

その「ぼたもち」とよく似た「おはぎ」という食べものがありますが、この2つの違いをご存じでしょうか。

実は、春に咲く牡丹の花に例えて、春は「ぼたもち(牡丹餅)」、秋は萩の花に例えて「おはぎ(お萩)」と呼ぶそうです。

他にも、昔は秋につぶあんを楽しむことができたので、「つぶあんをおはぎ」とすることもあったようです。

季節で名前が変わるのは、四季のある日本ならではの風情を感じますね。

昔は砂糖が高級品で、貴重な砂糖を使った「ぼたもち」や「おはぎ」をご先祖様へ感謝の気持ちを込めてお供えしていたといわれています。

「糖」は脳を活性化させるなど、人間にとって重要な栄養源ですが、実はむし歯菌にとっても同じこと。

砂糖たっぷりのぼたもちを堪能したあとは、しっかり歯を磨いてむし歯を予防しましょう。

2023年02月13日